館主 かっきーの独り言 

いま再び時代劇が・・・!?

十三人の刺客」、「大奥」、「半次郎」、
桜田門外ノ変」、「雷桜」・・・
現在公開中の時代劇が5本。

さらに、12月には、「武士の家計簿」、
最後の忠臣蔵」が公開される。
まさしく近年まれに見る時代劇ブームであろう。

当館でも、9月に上映した「必死剣鳥刺し」、
瞼の母」がなかなかの評判だったし、
「天草名画座番外地」や「天草シネマパラダイス」でも、
往年の時代劇を取り入れてファンに喜んでもらっている。


1950年〜60年代の日本映画界黄金期に作られた多くの時代劇。
最近の映画には興味が無くても、この頃の時代劇が好きな方は多く、
「次は、こういうのをやって欲しい。」
というリクエストも何件かいただいている。

私、個人的には小学生の頃、本映(地元の映画館)で観た、
世界を代表する不朽の名作「七人の侍」(黒澤明)や、
クラスの仲間達とつるんで観た高橋英樹主演「宮本武蔵
(加藤泰)が、時代劇映画の出逢いだろうか?   

ただ、自分が映画に熱中していた70年代というのは、
時代劇が衰退気味で、若山富三郎主演の「子連れ狼シリーズ」の
荒唐無稽さと、菅原文太の「木枯らし紋次郎シリーズ」の
かっこよさに時代劇の面白さを見いだしていたくらいで、
本気で好きになったのは、   
やはり千葉ちゃん初の時代劇大作「柳生一族の陰謀」からである。

当時のインタビュー(完成パーティー?)で
「メチャメチャ時代劇をやりたかったんですよ〜。」と、
大はしゃぎしていた千葉ちゃんを、今でも鮮明に覚えている。 

「柳生一族の陰謀」は、深作欣二が撮った
時代劇版「仁義なき戦い」とも言われ、
ダイナミックで奇想天外、群像劇としても秀逸! 

萬屋錦之介久々の映画出演はかなり話題になったが、
彼の演技と独特のセリフ回しは賛否両論があったものの、
この作品に圧倒的な迫力をもたらした。 
特にラストの「夢でござあ〜る!」は流行語にもなったくらいだ。 

以前、第一回「天草映画祭」でも上映したが、
お客さんにも大好評! 公開後20年経っても、
まったく色あせない迫力を感じた。 

ただ、映画界としては残念ながら「柳生一族の陰謀」の
大ヒット以降、何本か時代劇は作られたものの
時代劇復興とまでは行かなかった。 

私は、東京で暮らした10年余りの間、
たくさんの名画座に通ったが、時代劇特集はいつも大賑わいだった。そこには、年配のお客さんだけではなく、学生や若い人も・・・。

現在公開されている時代劇には、
いままでとは視点を変えた新しい時代劇が登場し、
観客の年齢層も「大奥」、「雷桜」には
高校生から若いカップルまで来ているし、
「十三人の刺客」には、洋画ファンも来ているそうだ。 

実は、もう既に現代劇、時代劇という区分けは、
古くさいのかもしれない。 たかが映画! 
面白ければいいんだもん! 
ちなみ自分が今一番観たいのは「十三人の刺客」、
次に「最後の忠臣蔵」! しっかり劇場で観たいです!

ところで・・・、昨年の夏
ハリーポッターと謎のプリンス」上映の際、
結果次第で最終章「ハリーポッターと死の秘宝」を
上映するかどうかを決めると書きました。 

そして、例年以上に頑張って宣伝したのですが、
結果的には目標の60%程度。 
次に繋げる余裕は、あまりありませんでした。

・・・で、またまたやってきました、再び決断の時!     
いよいよ、最後のハリーポッターシリーズです。 

今度は、更にハードルが高くなっています。 
成功とは言えない前作の例があるので、スタッフや、
映画館を応援してくれている仲間達とも随分話し合いました。 

そして出た結果が、
「もう一度天草の映画ファンを信じて頑張ってみよう!」
ってことでした。  

今回は、ハードルが高くなった分、
最低目標も厳しくなっています。  

そこで、今作(PART1)の目標は、3000人以上! 
最低でも2000人以上の動員!  
もし、それがかなわなかったら、来年夏に全世界同時公開予定の
PART2は上映しない(いや出来ない?)決意です。  

シリーズ全作を第一映劇で観たという強者の方も、
シリ−ズ途中で挫折した元ハリーファンの方も、
最近は、ウチ以外の立派な劇場で観ているファンの方・・・(泣)
・・・も、最後のハリーは、是非、当館で見届けて下さい!  
お待ちしております!!

                    

                        2010年10月30日