館主 かっきーの独り言 

2009年映画ベストテン雑記

年が明けると、国内外で映画賞が発表される。

アメリカでは、第82回アカデミー賞受賞作が発表されたばかり。元夫婦対決と 言われた「アバター」vs「ハート・ロッカー」は、「ハート・ロッカー」の圧 倒的勝利で終わり(でもキャメロンは興行成績で、しっかりアピールしているの でそれでいいのかも?)、気になっていた主演男優賞が、5度目の正直で、ジェ フ・ブリッジスが取ったのも嬉しい。「恋のゆくえ ファビュラス・ベイ カー・ボーイズ」は、お気に入りの一本だ。

国内の映画賞も、歴史あるキネマ旬報賞をピークに、先日発表された日本アカデ ミー賞の授賞式で、取りあえず幕。「ディア・ドクター」、「剱岳点の記」、「 沈まぬ太陽」がうまい具合に受賞を分けた。

ところで、皆さんの回りでは、これら映画賞の話題で盛り上がったのだろうか?

日本アカデミー賞は、民放で放映されるので、もしかしたら家庭でも話題に上っ てるかも知れないけれど、ウチに来るお客さんで、映画賞の話を振ってくる人は あまりいない。それでも映画賞や、映画ベストテンというのは、ファンにとって は、たまらないイベントである。実は、自分も25年ほど前から、ベストテンを 内々で発表しているので、今年はこの場を借りて発表させて頂く。因みに、昨年 、自分が映画館で観た、すべての作品を対象にしているので、新作・旧作ごちゃ 混ぜ。あしからず。m(__)m    



一位 グラン・トリノ       
二位 剱岳 点の記     
三位 サマーウォーズ     
四位 チェンジリング     
五位 ディア・ドクター     
六位 スラムドッグ&ミリオネア     
七位 96時間     
八位 大阪ハムレット     
九位 時をかける少女(2006年アニメ版)     
十位 ビヨンドtheシー、洲崎パラダイス赤信号     

次点 八位〜十位以外のすべての、天草シネマパラダイス2009で上映した作品



やはり、クリント・イーストウッドの2作品に尽きる。役者としても監督としても 、この人の名前さえあれば、期待以上の結果を出してくれる、映画の神だ!「グ ラン・トリノ」が俳優として最後の作品といわれているが、自分としては、次回 作もある!と信じたい。

「剱岳点の記」は、先月、アンコール上映の際、来館して頂いた木村大作監督の お話を直にお聞きしたことで、この作品に対する思いがさらに強まったことと、 木村監督の特集上映(木村大作戦!)で木村撮影マジックに陶酔したことで、日本映画NO.1になった。

他にも、アニメだからこそ出来る、独自の世界を描出した「サマーウォーズ」は 、青春映画としても、エンターティメントとしても成功した作品だと思う。

「ディア・ドクター」は、「ゆれる」には及ばないものの、ドキュメンタリック な構成と、登場人物すべてのキャラクターがしっかり描かれているのに感心した 。西川監督の次回作が楽しみ!

「スラムドッグ&ミリオネア」は、アカデミー賞受賞作として構えて観るのでは なく、娯楽作として、ワクワクしながら楽しむ映画。名画座の2本立てで観るの が一番正しい見方かも知れない。

その同時上映候補として当確の「96時間」も大好きなアクション映画で、70 年代テイストに満ちあふれている生身のアクション映画だ。20年前に千葉ちゃ ん主演(東映か角川映画)で撮ってほしかったなあ〜。

八位以下は、昨年少数ながら、絶対的支持を受けた「天草シネマパラダイス20 09」で上映したすべての作品に与えたい。特に、第一映劇のスクリーンで出会 えた、八位〜10位の4本に感謝したい!(ホントは全13作品について語りた いけど、きりがないので次の機会に・・・)。

さて、今年はどんな作品と出会えるかな? お楽しみはこれからだ!!
2010年3月10日